
写真家の木原浩先生にサザンカの写真をご提供頂きました。
サザンカは,漢字で山茶花と書きます。以前から,山茶花の漢字には納得感がありません。疑問点は,山茶花をそのまま読むとサンザカ又はサンサカなのに,なんでサザンカと読むのか,ということです。そこで,ネット検索をしてみると,語源由来辞典というサイトに語源の記載がありました。
日本では、中世に「山茶花」の名が現れるが、当時は「サンザクヮ(サンサクヮ)」と文字通りの発音であった。
これが倒置現象によって、江戸中期頃から「サザンクヮ(ササンクヮ)」となり、「サザンカ」となった。
やはり,山茶花は,元々,サンザカ・サンサカと読んだことが分かりました。確かに,サンサカはちょっと言いにくく,サンザカはもっと言いにくいので,由来には納得感があります。
ところで,上記サイトでは,昔は,山茶花は,椿を意味し,江戸時代からサザンカを意味するようになったと書いてあります。そんなにサザンカと椿は似ているのかと画像検索をしてみると,僕には全然見分けが付きません。
見分け方としては,サザンカは,葉っぱに艶がなく,花びらが散るのに対し,椿は,葉っぱがてかっていて,花ごとぽとんと落ちるようです。
TOP写真で花の落ち方を確認してみて下さい。